設備概略

縦式底部搬入真空高圧ガス焼き炉は、架空した縦式炉体、底部搬入方式、縦式円筒形のグラファイト熱区及び調節できるガス焼き圧力が有ります。高圧ガス焼きを実施することができます。

主要な用途

本設備は焼入れ、焼戻し、焼鈍し、時効とロー付け熱処理に用いられます。

◆グラファイト加熱システム

ヒーターと断熱層はグラファイトで作られます。加熱棒は断熱層に取付けられています。

◆加熱ゾーン及び保温層

縦式円柱形加熱ゾーンの断熱層はコーティングが付いているハードフェルトグラファイト板とフレキシブルグラファイトフェルトにより構成されます。ハードフェルト断熱層は全周りが密閉して、熱量の損失をわりに低い限界までに下げます。断熱層材料はすごく強い抵抗力を持って、摩耗や破損の発生が少ないです。

◆対流加熱

対流加熱の方式を採用しています。炉気を全部抜いてから、不活性ガス（N2）を注入します。ガス循環モーターは天井の中央に取付けられて、ファンは複合材料カーボンファイバー強化グラファイト（CFC）にて作られます。この装置にて低温パターンの対流加熱を実現させて、良い温度均一性を実現させます。

◆熱交換器と冷却ガス循環

熱交換器は銅製リブチューブにより構成されます。冷却水は熱交換器を通過してから冷却ガスに再冷却を行います。リブチューブの材料、形状及び設計は伝熱のベスト効果を保証して、循環ガス冷却効率が高いです。

◆冷却ガスはガス回路にて熱区からガス冷却器まで流れて、その後熱区の周りに配置されたグラファイトチューブのノズルに沿って熱区に入ります。同時、熱区のガス流出方向は上下に回転できますので、処理待ちのワークに焼入れを行います。

◆高圧ガス焼き過程は、均一的に、早く冷却できるように設計られています。円周スプレー冷却及び冷却ガス流が上下に回転することができます。

◆本設備はコンピューター/PLCの聯合制御を採用しています。ユーザーのプログラムは操作が便利で、ソフトと通信プロトコル及び相関なデータはトレーサビリティーを持っています。