概略
連続式ローラー炉生産ラインはローラー式投入台、ローラー式予熱炉、ローラー式加熱炉、焼入れ槽、ローラー式焼戻し炉、風冷台及び排出台から構成させます。大ロット連続生産、自動化レベルが高い熱処理設備です。
主要用途
連続式ローラー炉は主に大ロット鍛造品の調質処理に用いられます。
◆ 高処理能力
連続性生産、大ロットの生産に適合します。設備の製品取扱量は高いです。
◆ 再現性
ローラ伝動を採用します。ワークは焼入れ槽に入る速度は速いです。移動時間は永久に変わりません。処理したワークの品質は安定、再現性が良いです。
◆ 労働負荷は低い
作業者はワークの投入と排出しか行いません。他は全て生産ラインが自動的に行います。作業者の労働強負荷は低いです。
◆ コストは低い
トレーなど治具を使用しません。大幅な治具費用を節約することができます。同時に、治具の加熱で熱量の損失を免れます。省エネです。
◆ 多種焼入れ媒体を選択することも可能
油焼入れ、水焼入れ、ソルト焼入れなど違い焼入れ媒体を選択することもできます。違うヒートサイクルに適応できます。
典型仕様:処理能力7000kg/h ワーク寸法 2700mm×2700mm×1000mm
予熱炉の有効位置は三つです。加熱炉の有効位置は四つです。焼戻し炉の有効位置は六つです。
注:お客様の要求によって異なった設備を提供することができます。